BRIDGESTONE FVS Prodrive GC-010G 17inch 7.5J offset+50mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
アリ・バタネンのコドライバーを務めたデイヴィッド・リチャーズを代表として、イギリスに設立された、レーシングカーコンストラクター及びレーシングチームであるProdrive。
Prodrive GC-010Gは、そのProdriveとライセンス契約を交わしたブリジストンから発売されていた鍛造1ピースホイールです。
Prodrive GC-010シリーズは、ル・マン24時間レースのLM GTSクラスを制したチャンピオンカー、プロドライブのフェラーリ550マラネロに装着されていたコンペティションホイールを、ストリート用にフィードバックして生まれたロードゴーイングホイールです。
剛性面で最も有利な10スポークを採用し、スポークやリムエンドの贅肉を極限までカットし、T字リブ付きスポークをいち早く採用した高剛性フォルムと、複雑なアールを設けたスポークを、複雑な加工が困難な鍛造構造でディテールまで丁寧にこだわって仕上げたてスポーツホイールなのだそうです。
Prodrive GC-010Gは、それより少し前にリリースされ並行して販売されていたGC-010Eの派生モデルと言う位置づけになっており、「モータースポーツシーンでの戦闘力にこだわって開発された」とされています。
また、Prodrive GC-010E同様に、GC-010Gは、RAYSに製造を委託した鍛造ホイールになっています。
このホイールを計測してみたところ、7.20kgになりましたので軽量ホイールと認定しました。
BRIDGESTONE FVS Prodrive GC-010G 重量計測結果
17inch 7.5J offset+50mm PCD114.3mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、5gバランスウエイト付き) 7.20kg
GC-010Eの派生モデルであり、モータースポーツシーンでの戦闘力にこだわって開発されたGC-010Gは、対GC-010Eでどれほど軽量化されているか気になりますよね?
当サイトでは全く同じサイズではありませんが、17インチ、7.5J オフセット+42mm PCD114.3mm-5HのGC-010Eの重量計測結果を公開しています。
その重量は7.65kgでしたので、GC-010Gの方が450g軽量なことが分かります。
プラスオフセット値が小さくなるほどハブ接合面が厚くなることが多いので、GC-010Eの方が重量面で不利なのですが、8mmのオフセットの違いを無視するならば、今回重量計測結果を公開したGC-010Gの方が軽量だと言えるでしょう。
因みに、Prodrive GC-010Gのカラーラインナップは、今回重量計測結果を公開したブリティッシュブラック以外にホワイトが存在しています。
ホワイトをラインナップしている理由は、モータースポーツシーンに白いホイールが似合うからなのでしょうかね?