YOKOHAMA AVS MODEL F15 18inch 9J offset+30mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果

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AVS MODEL F15 18inch 9J offset+30mm PCD114.3mm-5H 重量計測画像

YOKOHAMA AVS MODEL F15に関する投稿は前回に続き2回目なので、サイズや重量情報以外については全く同じものを記載しています。

タイヤメーカーである横浜ゴムから発売されている(2019年9月現在)AVS MODEL F15は、鍛造1ピースホイールです。

AVSは、Advanced Vehicle Systemの略で、元々は横浜ゴムで販売されていたコンフォート系タイヤブランドの名前に由来するものです。

タイヤの方のAVSブランドは、既にADVAN Racingブランドに統合されてしまいましたが、ホイールの方のAVSブランドは、ADVAN Racingブランドのホイールより高価でラグジュアリーなポジションに位置付けられているようです。

AVS MODEL F15には、ナットホール間に“AVS MODEL F15 4MF FORGED”のロゴが1mm以上の深さで鍛造凹文字打刻されているのですが、この“4MF”の意味は、4段階の金型鍛造工程で順を追ってホイール成型することを意味しています。

このホイールの重量を計測してみたところ、8.85kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。

リム幅が1J細い前回投稿した8JのAVS MODEL F15よりは、300gだけ重くなっています。

※軽量ホイール・超軽量ホイールの定義はこちら

YOKOHAMA AVS MODEL F15 重量計測結果

18inch 9J offset+30mm PCD114.3mm-5H (鍛造1ピース、アルミバルブ付き、25gバランスウエイト付き)8.85kg

18インチホイール重量ランキングはこちら!

鍛造製法は、アルミ合金に圧力をかけて成型するため、細かなデザインを実現するのが難しいのですが、金型鍛造製法では、金型を使うことで鍛造製法には難しい細かなデザインを可能にします。

しかし、その分手間とコストがかかるため、あまり採用されない製造方法でもあるのです。

AVS MODEL F15は、この型鍛造工程を4度も経て製造された手間のかかったホイールであると言うことなのです。

コストがかかっているのはホイールの製法だけではありません。

通常、センターキャップのオーナメントの素材はプラスチックなのですが、AVS MODEL F15のセンターオーナメントは、すべてアルミ材が使用されています。

リング部はアルミ削り出しのクロームメッキ仕上げ、オーナメント部はアルミ鍛造成型品をマットシルバーに仕上げ、さらに凹ロゴ文字部分にブラックの色指しを施した仕上げになっており、リングを固定する6個のボルトはステンレスが使用されています。

カラーバリエーションも、最新の光輝系塗料を使用したハイテクな仕上り感のプラチナブラック/プラチナシルバーの2色と、ブラックのクリア感を2割程度に抑えた精悍な仕上りのマットブラックが設定され、よりラグジュアリーなブランドであることを演出しています。

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