G20新型BMW3シリーズのPCDについて BMWのPCD112mm化が加速
BMW3シリーズF30型から7代目のG20型にモデルチェンジしました。ヘッドライト形状やキドニーグリルの大型化など、フロント周りのデザインに多少変更が生じていますが、全体的にはキープコンセプトな感じで、遠目にはF30型との差があまりわかりません。
デザイン上で大きな変化が見られないG20新型BMW3シリーズですが、ホイールに関しては今回大きな変更が行われました。
PCD120mmからPCD112mmへの変更です。
BMWはPCD120mm-5Hの車種が主流だったのですが、最近は徐々にPCD112mm-5Hを採用する車種が出てきました。最初はFFプラットフォームの2シリーズ、X1だけがPCD112mm-5Hなのかと思っていましたが、色々と調べてみたら最新の7シリーズやi8、X4もPCD112mm-5Hになっています。
そして今回BMWの主力車種3シリーズもついにPCD112mmが採用されることになったようです。
BMWのサイトを見ると、135kw/184psの320i(SE、スタンダード、M Sport)と、190kw/258psの330iという出力2種の4グレード構成となっています。
G20型BMW3シリーズのタイヤサイズは、以下の通りです。
・320i SE(AT)205/60R16
・320i スタンダード(AT)205/60R16
・320i Mスポーツ(AT)フロント:225/45R18 リア:255/40R18
・330i Mスポーツ(AT)フロント:225/45R18 リア:255/40R18
これら以外に、オプションサイズも存在しているようで、非M Sport用は225/50R17、M Sport用はフロント:225/40R19、リア:255/35R19が選択可能になっているとの情報がありました。
タイヤサイズから判断すると、G20型BMW3シリーズには、16インチから19インチサイズのホイールが選択できるようですね。
さて、今回のPCD120mmから112mmへの変更は、どのようなメリットがあるのでしょうか?
PCD120mmはBMWぐらいしか採用していなかったPCDサイズなので、メルセデスやアウディ・フォルクスワーゲンといった他のドイツ車も広く採用する112mmに変更されたことは、社外ホイールを選択する上では大きなメリットと言えるかもしれません。
まぁ、選択肢が増えるのは有難いのですが、迷ってしまうので悩ましいですよね~