DUNLOP DIREZZA RZS 4GR 15inch 7J offset+33mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
DIREZZA RZS 4GRは、DUNLOPのスポーツブランドであるDIREZZAの中で、競技用に設定されたジムカーナ用の4GY(for GYMKHANA)、ターマックラリー用の4TC(for TARMAC)と同じRZSシリーズの一つです。4GRは「for GRAVEL」の略であり、ラリー・ダートトライアルといったグラベル競技向けという位置付けのホイールになっています。
DIREZZA RZS 4GRは、ラリー用ということもあり15インチのみ、またランサーエボリューション及びスバルインプレッサ専用ということなので、PCD114.3mmはオフセット+28、+33、+45、PCD100mmはオフセット+45mmのみの限られたサイズ設定になっていました。
このホイールの重量を計測してみたところ9.00kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。15インチで9kgという重量は、重たいグラベル用ホイールの中でも重たい部類に入ると思います。
DUNLOP DIREZZA RZS 4GR 15inch 7J offset+33mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピース バルブ、バランスウエイト無し)9.00kg
DIREZZA RZS 4GRは2009年に発売され、現在は絶版ホイールになっています。発売から数年の2010年代前半には、既に在庫処分がされていたと記憶しています。
タイヤメーカーであるDUNLOPから発売されていたDIREZZA RZS 4GR は、当然DUNLOPが製造していたわけではありません。このホイールのスポークの内側には「MADE IN TAIWAN」と刻印がされており、台湾製であることが分かります。タイヤメーカーであるDUNLOPが、ホイールの企画を行い、一定ロットの製造を台湾の工場に委託し、売り切った段階で販売を終了したのでしょう。だからDIREZZA RZS 4GR は数年で市場から消えてしまったのだと思います。
ラリー用・ダートトライアル用ホイール最軽量は?