RAYS VOLK Racing CE28N 17inch 8J offset+44mm PCD100mm-5H 重量計測結果
RAYS VOLK Racing CE28Nに関する投稿は結構久しぶり。
多分今回で17回目となります。
そのためCE28Nの説明について『』内が以前と同じ内容となっています。
『RAYSのサイトでCE28Nの情報を見てみると、「すべてのモデルで軽量を謳うボルクレーシングにおいて、CE28Nこそ最も軽量なホイールです」と、RAYS自らが最軽量であることを明言していることもあり、日本を代表する超軽量ホイールブランドだといっても過言ではないでしょう。
5穴タイプは全て10スポークになっていますが、小排気量車種向けとなる4穴タイプでは、より軽量に仕上げられる8スポークのモデルになっていて、軽さに対するRAYSの強いコダワリが感じられるモデルだと言えるでしょう。
CE28Nは、TE37同様にその名称の中で軽量さを示しています。
東京モーターショーのRAYSのブースで、RAYSのスタッフの方に確認しましたが、CE28NのCEは、「COMPETITION EVOLUTION」の略で、14inch、5.5JのCE28Nが2.8kgであることから命名されています。』
このホイールの重量を計測してみたところ6.75kgとなりましたので、超軽量ホイールと認定しました。
RAYS VOLK Racing CE28N 重量計測結果
17inch 8J offset+44mm PCD100mm-5H(鍛造1ピース、アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)6.75kg
実を言うと、今回重量計測結果を公開したサイズと、全く同じCE28Nのデータを過去に公開しています。
RAYS VOLK Racing CE28N 15inch 7J offset+48mm pcd100mm-5H 重量計測結果
その時の個体の重量は6.40kgで、今回の個体と全く同じサイズですが、350gも軽量となっていました。
同じホイールブランで、全くサイズにもかかわらず、何故なのでしょうか?
個体差というには結構大きな差があります。
その原因を考えてみたのですが、恐らく以前重量計測結果を公開した6.40kgの個体が、ブロンズアルマイトで、今回重量計測結果を公開した6.75kgの個体がゴールドのペイントだからではないかと言うことに行き着いたのです。
ブロンズアルマイトのホイールは、塗装とは異なり、アルマイト被膜を纏うことで着色されています。
このアルマイトとは、金属の表面に陽極酸化被膜を形成する電気めっきの一種で、ミクロン単位の被膜で着色されるため、数ミリ単位の塗装と比べて、その分軽量に仕上げることが出来るのです。
そのため同じブランドで、同じサイズのホイールであっても、少しだけ軽くなるという訳です。
以前重量計測結果を公開したCE28Nと、今回のCE28Nでは、カラーの違いで重量に差が現れているのでしょう。