BRIDGESTONE Prodrive GC-05R 18inch 8J offset+38mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
Prodrive GC-05Rの重量計測の機会を初めて得たので、その結果を公開します。
Prodrive GC-05Rは、Prodrive GC-05Kの後継モデルとして、2018年に発売されました。
確かに、どちらも5本ツインスポークデザインですよね。
Prodrive GC-05Rは、スポークが視覚的に、より細く長く見せる工夫が凝らされています。
スポークの天面に対して直角ではなく、斜めに切り落とすことで、スポーク天面をスリムに見せ、さらにその根本はセンターキャップ付近までえぐり、V字の股にもスリットを入れて、スポークの長さを強調しているのだそうです。
斜めに面取りされたスポーク形状と、ボルト孔まわりに施した独特なスリットが特徴のProdrive GC-05Rのデザインは、鍛造・削り出しだからこそ可能となったデザインであり、ナットホールと連動させることで可能になるため、4穴仕様は作られず、5穴ありきのモデルになっています。
このこだわりのデザインは、Prodrive GC-05Rが単なる鍛造製法ではなく、「鍛造+総切削加工」で製造されているから可能になっているのだそうです。
おかげでProdrive GC-05Rは受注生産。
作り置きはしていないらしいです。
さて、製法まで拘ってデザインに凝ったProdrive GC-05Rの重量を計測してみたところ、8.95kgになりましたので、軽量ホイールと認定しました。
BRIDGESTONE Prodrive GC-05R 重量計測結果
18inch 8J offset+38mm PCD114.3mm-5H(鍛造1ピース TPMS付き、40gバランスウエイト付き) 8.95kg
重量計測結果は、ギリギリ軽量ホイール認定でしたね。
まぁ、鍛造ホイールとは言え、デザインに重きを置いたProdrive GC-05Rですから、サーキットユースを念頭に置いて購入するユーザーは少ないでしょう。
どちらかと言うと、Prodrive GC-05Rは、輸入車や落ち着いたセダンとかにピッタリなホイールと言えるのではないでしょうか。
同じProdrive GC-05でもProdrive GC-05Nの方が向いていると言えますね。
因みに、このProdrive GC-05Rもサイズ表記の刻印から、鍛栄舎製と分かります。