ENKEI Racing GTC02 18inch 9J offset+42mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
国内最高峰のレースシリーズ、SUPER GTにおいて、幾多のシリーズチャンピオン獲得に貢献したレーシングホイール「RAシリーズ」のデザインをベースとしたENKEI Racing GTC02。
今回が5回目のENKEI Racing GTC02の重量計測結果公開となります。
ENKEI Racing GTC02に関する投稿は今回で5回目なので、『』の間に記載しているその説明ついては、以前と同じものになっています。
『ENKEI Racingシリーズとしては8年ぶりとなるNEWモデルとして、2019年夏に発売されたRacing GTC02は、SUPER GT用レーシングホイールのデザインだけではなく、設計思想も受け継ぎ、高いブレーキ放熱性を発揮するために2×6本スポークデザインを、CAE解析を駆使して導き出したスポークのストレスの少ない部分にミリング加工を施すことで、強度と剛性を確保しつつも軽量化を実現する「H CROSS SPOKE」を採用しています。
また、更なるグラム単位の軽量化と放熱性の向上のために、スポーク根元に並列配置された3次元曲面による特徴的なくぼみ、「ツインラディエーションディンプル」をそなえているのだそうです。
また、ENKEI Racing GTC02は、タイヤと接する部分がザラザラしているタイヤ空転防止のための「アンチスリップペイント」が採用されています。
アンチスリップペイントは、ローレット加工等と同じくタイヤに高い駆動力がかかった時にホイールだけ回転してしまうことを防ぐためのもので、タイヤと接するホイールのリム部分に滑り止めの役目を果たすザラザラとした塗膜を施す塗装のことです。』
この辺りの拘りが、レース用ホイールをベースとした設計思想が反映されたホイールなのだということを実感させますよね~。
さて、このホイールの重量を計測してみたところ、9.45kgとなりました。
ENKEI Racing GTC02 重量計測結果
18inch 9J offset+42mm PCD114.3mm-5H (鋳造1ピース・MAT製法 アルミバルブ付き、50gバランスウエイト付き) 9.45kg
18インチでは、8Jを標準的なリム幅と想定して、8kgを境に「超軽量」、「軽量」、9㎏を境に「軽量」、「普通」と認定しています。
その基準に照らし合わせれば、今回重量計測結果を公開したENKEI Racing GTC02は「普通」と認定されてしまうのですが、リム幅が9Jと太いことを考慮する必要はあると思います。
残念ながら18インチ、8JのENKEI Racing GTC02の重量計測実績がないのでわかりませんが、1インチリム幅が細い8Jならば、8㎏台となり「軽量」と認定されるかもしれません。
ということなので、ENKEI Racing GTC02が「軽量」なのか「普通」なのかをはっきりさせるには、なるべく早く、18インチ、8Jの個体の重量計測行う必要があるのですが…
どなたか18インチ、8JのENKEI Racing GTC02の計測の機会を与えてくれませんでしょうかね?