ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.120 トヨタ セラ
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
第120回は、2023年5月21日に訪れた、首都高速の大黒パーキングエリアの7回目の取材で撮影したアリタリアカラーのトヨタ セラです。
このアリタリアカラーのトヨタ セラは、ある意味この日の大黒PAで一番目立っていましたね~
トヨタ セラは、1987年開催の第27回東京モーターショーに出展されたショーモデルである「AXV-II」を市販化したもので、上に跳ね上がるようにして開閉するバタフライウイングドアが特徴的な車両です。
ベースとなったのはEP82スターレットで、搭載されるエンジンは、スターレット等に使用される4E型エンジンのロングストローク版となる1,500ccの水冷直列4気筒DOHC16バルブEFI・S(5E-FHE型・レーザーα-II)。
サスペンション、ショックアブソーバー、スタビライザー、ラテラルロッドといった足回りや、ブレーキ、トランスミッションなどはEPスターレットやそれをベースとした車種と共通の部品をつかっているとのことです。
そんなトヨタ セラは、国内向け15,892台、海外向け約1,000台前後が生産され、1990年3月から- 1996年1月までの間販売されているのですが、近年街中で見かけることは殆ど無く、残存個体数はかなり少なくなっているのではと思われます。
試しにカーセンサーで検索してみたところ、この記事を書いている時点で9台が販売されているだけでした。
と言うことから考えると、トヨタ セラは十分レアな車で、当企画「ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集」で採り上げるに十分な存在であると思います。
そんなトヨタ セラが履いているホイールがこれ。
蛍光イエローのド派手なエイトスポークです。
良く見てみると三羽鶴の刻印がありますので、レーシングサービスワタナベのホイールのようですね。
特注の蛍光イエローという感じではないので、後塗の可能性が高いと思われます。
そのレーシングサービスワタナベのエイトスポークに履かされているタイヤのサイズ表記を見ると、185/55R15となっていますので、15インチサイズであると判りました。
PCDは100mm-4Hで間違いないでしょう。
出来ればオーナーの方に、このカラーリングを選んだ理由などお聞かせいただけたら良いなと考えているので、アリタリアカラーのド派手なトヨタ セラに大黒PAでまた会えるころを祈っています。