BRIDGESTONE POTENZA SW010 18inch 8J offset+35mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
Prodriveブランドを販売しているブリジストンですが、それとは別にPOTENZAブランドのホイールも販売しています。
POTENZAとは、イタリア語で「力」を意味する言葉で、ブリジストンにおけるPOTENZAは、RE-71Rに代表されるリアルスポーツという領域をカバーするブランドになります。
そのPOTENZAのブランド名が冠されたホイールとしては、鋳造のSW005と、鍛造のRW006が発売されていましたが、SW005に続く鋳造ホイールとしてSW010が2019年春に発売されました。
そのPOTENZA SW010の計測機会を初めて得たので、重量を測定した結果を公開します。
POTENZA SW010は、応力分散性に優れた10本スポークをベースとし、スポークの片側のみにテーパーカットによるヒネリを加えたデザインを採用しています。
ブリジストンのサイトには「キャスト&リムスピニングにより…」という記載がありますが、これは一般的に言われるフローフォーミング製法のことで、普通の鋳造ホイールに比べて、そのリム部は薄く、軽く作られているようです。
また、幅広い車種に対応させるため、サイズラインナップはかなり多めになっています。
このホイールの重量を計測してみたところ、9.05kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。
BRIDGESTONE POTENZA SW010 重量計測結果
18inch 8J offset+35mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピースリムスピニング製法 アルミバルブ含む、バランスウエイト無し)9.05kg
POTENZA SW010は、フローフォーミング製法を採用しているので、もう少し軽量かと思っていましたが、それほどでもないですね。
とは言え、鋳造であるこのホイールよりも、更に重たい鍛造ホイールがいくつか存在しますので、スポーツホイールとしては重量的に普通のホイールとなりましたが、一般的には軽いホイールだと思います。
よりコンペティティブな利用シーンでは、鍛造製法によって作られたRW006やRW007がカバーし、それ以外の街乗りでの軽快な走りをカバーするのがこのSW010といったところなのでしょうね。
POTENZA SW010のカラー設定は、シャイニングシルバー(SS)とパールブラック(PB)の2色が設定されていて、今回重量計測を行った個体はパールブラックの方になります。