WEDS SPORT RN-55M 19inch 9.5J offset+38mm PCD114.3mm-5H重量計測結果
2022年10月現在、WEDSの現行販売モデルとなるWEDS SPORT RN-55Mの重量計測の機会を得たので、その結果を公開します。
WEDS SPORT RN-55Mは、その名称から「SA-55M」の後継ブランドと考えていいでしょう。
WEDS SPORT RN-55Mを初めて見たのは、2018年1月に開催されていた東京オートサロンでしたので、そのリリース時期は2017年後半だと思われます。
他のWEDS SPORTのブランド同様に、サイドマシニングによるH断面形状を持ち、そこにカラーリングが施されたWEDS SPORT RN-55Mは、かなり印象的なデザインになっています。
サイドマシニング自体は、軽量化のためにスポーク部の無駄を削ぎ落す技法ですが、そこへカラーリングを施すことで、デザイン性を高めることに成功しています。
因みに、このサイドマシニングした箇所にカラーリングを施すことを、ウェッズは「サイドマシニング×カラークリア」と称しています。
また、「サイドマシニング×カラークリア」による技術を特許として権利保有しているとのことです。
軽量化へのコダワリはサイドマシニングだけでなく、WEDS独自のフローフォーミング加工法であるAMF製法をRN-55Mに採用しています。
このホイールの重量を実際に計測してみたところ、10.25kgとなりました。
WEDS SPORT RN-55M 重量計測結果
19inch 9.5J offset+38mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピースAMF製法 ゴムバルブ付き、バランスウエイト無し)10.25kg
当サイトでは19インチホイールの重量計測結果公開は今回で7度目です。
19インチサイズは計測データ数が少ないため、軽量ホイール・超軽量ホイールの定義は定まっておりませんが、15-18インチの定義に則るとすれば、今回重量計測結果を公開したWEDS SPORT RN-55Mは、重量的に普通のホイールとして認定しました。
「超軽量」、「軽量」、「普通」認定の標準リム幅は、15インチが6.5J、16インチが7J、17インチが7.5J、18インチが8Jとしているのですが、今回重量計測結果を公開したWEDS SPORT RN-55Mは、9.5Jとリム幅がかなり太いこともあるので、重量が嵩んでしまったとも考えられます。
結果的に重量的には普通のホイールと認定されてしまいましたが、この個体のリム幅が8.5Jならば、もう少し軽いはずで、恐らく9kg台に入って軽量認定となった可能性が高いと考えています。
WEDS SPORT RN-55M の19インチサイズならば、リム幅8.5Jの個体の重量計測の機会が今後あることを祈っています。
WEDS SPORT RN-55M のカラーバリエーションは、GROSS BLACK(グロスブラック)と、BBM(ブラックブルーマシニング)の2種が設定されていますが、今回重量計測結果を公開したRN-55MはGROSS BLACK(グロスブラック)になります。