RAYS VOLK Racing RE30 17inch 7.5J offset+50mm PCD112mm-5H 重量計測結果
RAYS VOLK Racing RE30に関する投稿は今回で7回目なので、その説明ついては以前と同じものを記載しています。
『RAYS VOLK Racing RE30は、TE37、CE28Nと続く、RAYSにおけるRacingホイールの直系で、RAYSがF-1用ホイールの提供したことを記して、2007年に発売されました。ブランド名であるRE30の由来ですが、REは「RACING EQUIPMENT」の略で、30は「既存の軽量鍛造1ピースホイールよりも30%の剛性アップを目指している」ことから、RE30と命名されています(「ホイールメーカー・ブランド 名前の由来について」のページも是非ご参照下さい)。2007年の雑誌広告の中では、「スポークの縦方向の断面比を上げることで強度バランスを得ている」との記載があります。従来の軽量鍛造1ピースが、CE28Nを指すのか、TE37を指すのかはわかりませんが、ただ軽いだけのホイールではないことを意味したブランド名になっています。』
このホイールの重量を計測してみたところ、6.80kgとなりましたので、超軽量ホイールと認定しました。
RAYS VOLK Racing RE30 重量計測結果
17inch 7.5J offset+50mm PCD112mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、30gバランスウエイト付き)6.80kg
今回重量計測結果を公開した個体は、PCDが112mm-5Hであるので、VWゴルフ、アウディA3、MINI、BMW1シリーズといった車種に適用可能なサイズです。
これとは別に当サイトでは、100mm-5HでPCD値だけ異なる、同じ17インチ、7.5J、オフセット+50mmのRAYS VOLK Racing RE30の重量計測結果を公開したことがあります。
RAYS VOLK Racing RE30 17inch 7.5J offset+50mm PCD100mm-5H 重量計測結果
こちらも6.70kgと超軽量ホイールと認定していますが、不思議なのはPCD値だけが異なり、それ以外のサイズは全く同じなのに、100gも差があるのが不思議です(バランスウェイトの差が30gありますが)。
何れにしても、超軽量ホイールに認定されていて軽量なVOLK Racing RE30ですが、残念なことに既に絶版ブランドになっているのです。
RAYS鍛造1ピースの本流と思われ、TE37、CE28Nの後を継ぐ存在と思われていたにも関わらず、VOLK Racing RE30だけはカタログ落ちとなっています。
TE37やCE28を指すと思われる既存の軽量鍛造1ピースホイールと比較して、30%の剛性アップを目指しつつ、これだけの軽さを実現しているVOLK Racing RE30を絶版としてしまうのはちょっと勿体ない気がするのは私だけなのでしょうか?