WEDS SPORT SA-50M 18inch 8.5J offset+50mm PCD114.3mm-5H重量計測結果
WEDS SPORT SA-50Mは、2012年の春から発売され、現在は絶版となっているホイールブランドです。
同時期に販売されていたWEDS SPORTの「SA-55M」が5本ツインスポークであるのに対し、WEDS SPORT SA-50Mは、シンプルな5本スポークデザインです。
SA-55Mのスポークが、サイドマシニングによるH断面形状であるのに対し、このSA-50Mは、サイドのみならず、スポークの表裏面にもマシニング加工を施したX断面形状のスポークになっています。
スポークへのマシニング加工自体は、無駄な贅肉を削ぎ落す軽量化のための技法ですが、そこへカラーリングを施すことで、SA-50Mは、シンプルな5本スポークでありながら印象的なデザインになっていると思います。
軽量化へのコダワリはスポークへのマシニング加工だけでなく、WEDS独自のフローフォーミング製法であるAMFによる薄いリムが、SA-50Mを一層軽量なものへとしています。
このホイールの重量を実際に計測してみたところ、9.30kgとなりましたので、重量的には普通の軽量ホイールとして認定しました。
WEDS SPORT SA-50M 重量計測結果
18inch 8.5J offset+50mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピースAMF製法 アルミバルブ付き、25gバランスウエイト付き)9.30kg
今回重量計測結果を公開したWEDS SPORT SA-50Mの後継モデルとも言える、WEDS SPORT RN-05Mの重量計測結果も以前公開したことがあります。
WEDS SPORT RN-05M 18inch 8.5J offset+45mm PCD114.3mm-5H重量計測結果
同じ8.5Jというリム幅ですが、WEDS SPORT SA-50Mの重量は、後継モデルであるRN-05Mより150g軽量です。
そもそも18インチは8Jを想定して「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定しています。
それと比較して、今回重量を計測したWEDS SPORT SA-50Mは、8.5Jとリム幅が少し太く、重量認定においては不利なサイズなのです。
結果的に普通のホイールと認定されてしまいましたが、この個体がリム幅8Jならばもう少し軽いはずで、その結果も変わった可能性もありますね。
今後、リム幅8Jの個体の重量計測の機会があることを祈っています。
因みに、WEDS SPORT SA-50Mのカラーバリエーションは、MBM(マットブラックマシニング)とBBM(ブラックブルーマシニング)の2種が設定されていますが、今回重量計測結果を公開したSA-50MはMBM(マットブラックマシニング)になります。