ENKEI SPORT RC-T5 16inch 7J offset+42mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
第5世代となるENKEIのターマック競技用ホイールの重量はいったいどれ位なのか、ずっと気になっていたのですが、ついに当サイトでもENKEI RC-T5の重量計測結果を公開します。
ENKEI SPORT RC-T5は、歴代のENKEI SPORTのホイール同様に、エンケイ製のホイールでありながら、株式会社アイ・アール・エスから販売されている競技用ホイールです(競技用とされてはいますが、一般道での使用についても全く問題はありません)。
17インチ以上のサイズでは大胆な肉抜きが施されたディスク部を持つデザイン、16インチ以下では前作RC-T4とよく似たデザイン、サイズによって二種類のデザインを使い分けているENKEI RC-T5ですが、今回重量計測結果を公開するのは16インチなので、前作RC-T4似のデザインです。
株式会社アイ・アール・エスのサイトではRC-T5について、「サイズスペック毎にデザインやスポーク数を変えることによってディスク部剛性を最適化。ディスクとリムの高次元な剛性バランスで、強い外力に対しても常に真円を保ち、優れたドライバビリティを提供」、「長年蓄積されてきた各カテゴリーでのフィードバックとCAE解析データを駆使し、コーナリングスピードの向上に伴いリム剛性も強化。理想的な剛性バランスにより性能を損ねない範囲での軽量化も施し、加減速のレスポンスを改善」と記載されています。
このホイールの重量を計測してみたところ、6.40kgになりましたので、軽量ホイールと認定しました。
ENKEI SPORT RC-T5 重量計測結果
16inch 7J offset+42mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピース・MAT製法 アルミバルブ付き、60gバランスウエイト付き) 6.40kg
ENKEI SPORT RC-T5は、フローフォーミング製法の一つで、「MAT-PROCESS」の進化版である「MAT-DURA FLOW FORMING」を採用することにより、素材強度が大幅に向上し、リムには緻密なメタルフロー(鍛流線)を実現しているそうです。
ですが、「MAT-DURA FLOW FORMING」は、既にRC-T4の時代に採用されていましたし、16インチサイズではデザイン的にもRC-T4と大きく変わっていません。
製法もデザインも大きく変わらなかった16インチ以下のRC-T5は、RC-T4に対してどれほど進化しているのでしょうか?
今回アップしたこの記事とは別に、「ENKEIターマック競技用ホイールの世代間比較」を近日まとめる予定です。
乞うご期待下さい。
「ENKEIターマック競技用ホイール 世代間重量比較」はこちら!