ホイールオフセットの測り方 オフセットをメジャー計測で割り出す方法

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ホイールを購入する際に最も気を付ければならないこと何でしょうか?

それは自分の車に履けるサイズかどうかを確認するということです。

どんなに格好良いホイールでも、自分の車にきちんと取り付けることが出来ないのであれば購入する意味はありません。

新品ホイールを購入するのであれば、購入先の店舗で、自分の車へのフィッティング可否を確認してくれるのですが、オークションなどで、中古ホイールを自分で購入するのであれば、車に取り付けられるサイズかどうかを認識していなければ、いくら気に入ったホイールであっても購入することは出来ないのです。

先ずは、ホイールメーカーのサイトや「みんカラ」等で、自分の車に履けるホイールのサイズをきちんと確認しておきましょう。

※アルミホイールに関する知識マッチング情報編はこちら

さて、自分の車に履けるホイールのサイズが分かってさえいれば、オークションで、どんなホイールでも購入できるかと言えば、実はそうでもないのです。

ホイールによっては、サイズ不明で出品されているものがあるからなのです。

特に、RAYS製のホイールは、刻印によるものではなく、内リムに貼られたステッカーにだけホイールサイズが記載されているものが多いので、それが剥がれて無くなってしまっていたり、不鮮明になってしまえば、そのホイールのサイズは全く分からなくなってしまうのです。

サイズが分からないホイールを購入したものの、結果的に自分の車に履くことができない、そんなリスクを回避するには、出品者に対して出品中のサイズ不明のホイールをメジャーで計る依頼をしてみることが良いでしょう。

メジャーでの計測値から、そのホイールの凡そのサイズが分かりますので、それをホイールメーカーサイトのサイズ情報と照らし合わせれば、確度の高いものになります。但し、計測する場所はきちんと指定しなければなりません。

どこを測ればホイールのオフセット値は割り出せる?

ホイールのオフセットをメジャー計測で割り出すことは結構簡単です。

STEP1 ①ホイールの全幅を計測し1/2にして基準値(オフセット±0)を割り出す。

STEP2 ②裏リムからハブ接合面までの距離を計測する

STEP3 ②-①で出てきた値がオフセット値になります。

では、実際ホイールを使ってオフセットサイズを割り出してみましょう。

下の画像はRAYSのTE37のサイズ表記ステッカーです。サイズ表記の文字が薄れてしまっていて、オフセットは辛うじて+48mmであることが分かります。

この作業に必要な道具は、メジャー以外に、ホイールのリム径より大きい、金尺や角材、それが無ければ、ガムテとハッキリした色の糸を用意しましょう。

最初にリム幅を計測します。

このホイールは220mmあります。リムの端はラウンドしていますので、実際のホイール全幅はメジャーが接している箇所より5mm程大きい点に注意が必要です。

次にホイールの裏リムに金尺か木材、もしく目立つ色の糸をピンとはります。

今回は赤い糸を使用しました。この糸とハブの接合面の一番高いところをメジャーで計測します。

このホイールの裏リムからハブ接合面の高さは158mmになりました。

リム幅220mm、ハブ接合面から裏リムまでの高さ158mm、この2つの数値を使えば、オフセットは算出できます。

メジャーで計測したこのホイールのオフセット=158mm-(220mm/2)=+48mm

どうですか簡単でしょう?

 

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