Buddy club P1 Racing 15inch 7J offset+45mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
Buddy club P1 Racingは、株式会社ファーストから1994年に販売開始されました。
今回重量計測結果を公開したものが、P1 Racingであると一般的に認識されているかと思うのですが、こちらは1994年当時に発売された初代のP1 Racingではなく、2代目にあたります。
リムまで伸びた6本のスポークが、ホイールを1サイズ大きく見せる、シンプルかつレーシーなデザインであるBuddy club P1 Racingは、鍛造1ピースの競合ブランドと比べて、価格が安かったこともあり、サーキット走行や峠等を走る車両に良く使われていました。
特に、Buddy clubというブランドが、鈴鹿シビックワンメイクレースのチャンピオン獲得を切欠に、知名度を上げて言ったこともあるので、シビックやインテグラ等のホンダ車にP1 Racingが履かれていたというイメージをもっているのは私だけでしょうか?
このホイールの重量を計測してみたところ、6.35kgとなりましたので、重量的に普通のホイールと認定しました。
Buddy club P1 Racing 15inch 7J offset+45mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピース アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)6.35kg
当サイトにおける重量計測結果データでは、メーカー企業名もしくは発売元企業名に続き、ホイールブランド名を記載するルールにしていますが、Buddy clubは発売元企業名ではありません。
本当は企業名としてFIRSTを記載すべきところなのですが、 残念ながら、Buddy clubブランドを発売していた株式会社ファーストは、2005年あたりで倒産してしまっているからなのです。その後、Buddy club P1 Racingの販売は、株式会社モーデックスアルファ→aai motorsports 株式会社と移って、今もP1 Racingは、「P1 Racing CLASSIC」として販売されているようです。販
売元の会社は変われど、P1 Racingの人気は衰えず、息の長いホイールブランドになっているのですね。
2005年の倒産時期や、ブランドだけが生き残り、他社で販売が継続されている点は、SSRのTYPE Cと良く似た存在であると言えますね。
因みに、製造は光生アルミニューム工業によるものであると、ホイールのリムの裏側を見ると分かります。