ENKEI 三菱ランサーエボリューションⅨ純正 17inch 8J offset+38mm PCD114.3mm 5H 重量計測結果
ENKEIのホイールとしているのは、以前、重量計測結果を公開した三菱ランサーエボリューションⅧの純正ホイールに倣ってのことです。
やや小ぶりなENKEIのロゴステッカーが貼ってありますので、このホイールのメーカーをエンケイとしています。
ホイールの裏に「ENKEI MAT」の文字もありましたので、エンケイ独自のフローフォーミング加工法であるMAT製法で作られたホイールと思われます。
三菱ランサーエボリューションⅨの純正アルミホイールは、ツインの5本スポークとなっていて、昨日重量計測結果を公開したWORK EMOTIONに、どことなく似たデザインと言えなくもありません。
このホイールはENKEI製ですが、純正ホイールなので、ホイールナット穴の形状はテーパーでは無く平座になっています。そのため、取り付けには純正ホイールナットを使用する必要があります。
このホイールの重量を計測してみたところ9.20kgとなりました。よって、普通の重さのホイールと認定しました。
エンケイ ランサーエボⅨ純正 17inch 8J offset+38mm PCD114.3mm 5H (鋳造1ピース MAT製法 エアバルブ無し、バランスウエイト無し)9.20kg
以前、重量計測データを公開したランサーエボⅧの純正ホイールと比べると、マイナス100gとなっています。
これらの重量を見ると、「ランサーエボリューションでも、純正アルミホイールって結構重たいんだな・・・」と思いますか?
社外のアルミホイールとは違い、純正ホイールは車自体が廃車になるまでの間、その機能を維持し続けることが求められます。
また、ランエボの車重1400kg、最高出力280ps、最大トルク40.8kgの負荷を受け止めるために、軽さだけでなく剛性も求められるのです。
社外のホイールのように軽量を追い求めることは出来ず、剛性面おいてマージンを確保せざるを得ないため、このような重量になるのだと考えられます。
また、純正アルミホールの重量を考慮して純正サスペンションはセッティングされているので、この様な重量であっても全く問題は無いのでしょう。
純正ホイールの重量からすれば、ランエボに履くホイールは8kg台でも軽量、7kgだと超軽量と認定しても良いのかもしれませんね。
ENKEI 三菱ランサーエボリューションⅧ純正 17inch 8J offset+38mm PCD114.3mm 5H 重量計測結果はこちら