東京モーターショー2017 ホイールレポート 前編
東京ビックサイトで、10月25日から11月5日まで開催された東京モーターショー2017に行ってきました。
今回の主な目的は、東京モーターショーの出展車両にどのようなホイールが装着されているのか取材すること。
価格が安い16時以降入場のチケットを使ったので、限られた時間しかありませんでしたが、会場に展示されていた競技車両に装着されていたホイールを集中的に撮影してきました。
会場が広いので、各社ブースを巡るのは肉体的に結構キツかったのですが、人ゴミで移動もままならない程は混雑していなかったので、一通り会場内を巡って撮影しています。
バブル前後の東京モーターショーを知る身としては、その当時と比べて来場者数が少なく、ちょっと寂しい感じでしたね。まぁその分動きやすくて助かりましたけれど…。
先ずはトヨタブースの展示競技車両です。ルマンを戦ったTS050 HYBRIDとWRC用のヤリスを撮影しました。
こちらはTS050 HYBRIDです。ホイールはRAYSの「WEC MAGNESIUM FORGED RACING WHEEL 2017」ですね。
名前の通りマグネシュウム鍛造ですので、相当軽量なのではないでしょうか?
デザインも格好良いと思いました。しかし、そばにいた見知らぬ女性が、同行していた彼氏?と思しき人物に「レンコンみたいなホイールよね~」と言っているのが耳に入ってきました。
ホイールに興味の無い人間にはそう見えるのでしょうかね。
続いてWRCのヤリスのターマック仕様です。ホイールにもボディにもホイールメーカーのスポンサードステッカーが貼られていないようなので、このホイールのメーカーは分かりませんでした。
どこのホイールメーカーのものなのでしょうかね…、気になりますね。傍目に感じたのはPCDの大きさです。このホイールのPCDは114.3mmとか、120mmといったサイズじゃなさそうです。
以前某オークションにスズキイグニスのターマック用ホイールが出品されていて、そのホイールのPCDは130mmとの説明がされておりました。恐らく、こちらのホイールのPCDもそれ位の大きさはありそうな感じです。
F1の車両もMercedesとRenaultの2台が展示されていました。
先ずはMercedesのホイールです。OZですね。
続いてRenaultです。こちらもホイールはOZですね。
ブリジストンブースに展示されていたのは、日本人として初めてインディ500を制覇した佐藤琢磨選手が駆ったアンドレッティ・オートスポーツです。
画像ではロゴが見にくいですが、こちらのホイールもOZでした。
フォーミュラカーは3台中3台、全ての車両にOZのホイールが装着されていました。
フォーミュラカーにおけるOZのシェアってかなり高いのでしょうね。
アンドレッティ・オートスポーツのインディーカーが展示されていたブリジストンのブースの側面にはポテンザのレース用タイヤが組まれたホイールがありました。
こちらは何に使われたタイヤ&ホイールかは不明ですが、TWSのホイールであることをホイールリムの刻印から確認しました。
果たして何に使ったホイールなのか気になります…。
さらにその横にはブリジストンの新作ホイールPOTENZA RW006も展示されていました。
最後は、ソニーインタラクティブエンターテイメントのブースに展示されていた「Zagato IsoRivolta Vision Gran Turismo concept(ザガート イソリヴォルタ ビジョン グランツーリスモ コンセプト)」です。
フロントホイールはこちら。
どこのメーカーの何という名前のホイールかは分かりませんが、その圧倒的な存在感は分かりました。
東京モーターショー2017のレポート前編はこれにて終了です。第二弾としてRAYSブースを取材した画像をまとめていますので、もう少しお待ちくださいね。