5ZIGEN BECKETTS FN-01R 17inch 8J offset+43mm PCD114.3mm-5H重量計測結果

5ZIGEN BECKETTS FN-01の重量計測結果公開は今回で8回目です。
そのため、5ZIGEN BECKETTS FN-01の説明については、以前ものとほぼ同じ内容を、以下に記載しています。
「5ZIGEN BECKETTS(ベケッツ)FN-01Rは、DC5インテグラTYPE-Rやシビック等、スーパー耐久に出走していた5ZIGENのレースカーによって開発が行われ、2001年9月に発売された軽量な鍛造ホイールです。鍛造1ピース製法を採用することにより、高剛性と軽量化をバランスさせたレーシングホイールなのですが、残念なことに既に絶版ブランドになっています。5本スポークの良く似たデザインで、良く似た名前のFN01R-CやProRacer FN01R-Caといったホイールが、後に5ZIGENから発売されましたが、それらは見た目こそFN-01Rによく似ていますが、鍛造ではなく、鋳造1ピースホイールになっています。鍛造1ピース構造のFN-01Rは、サイズ表記の特徴等から、鍛栄舎によって製造されていると思われます。」
このホイールの重量を計測してみたところ、6.70kgとなりましたので、超軽量ホイールと認定しました。
5ZIGEN BECKETTS FN-01R 重量計測結果
17inch 8J offset+43mm PCD114.3mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)6.70kg
当サイトにおいては、17インチは7.5Jを想定して「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定していますが、今回重量計測結果を公開した5ZIGEN BECKETTS FN-01Rのサイズは、それより太い8J です。
それにもかかわらず、超軽量ホイール認定は、お見事だと言えるでしょう。
これだけ軽い理由は、やはり鍛栄舎製の鍛造ホイールだからなのだと言えます。
鍛栄舎製である根拠は、このホイールのリムにある刻印です。

また、FN-01Rを梱包していた化粧箱には、鍛栄舎から発送された伝票が貼られていたりするのです。

と言うこともあって、5ZIGEN BECKETTS FN-01Rは、鍛栄舎製だと言い切れるのです。
さて、前回2021年6月30日以来の久しぶりの重量計測結果公開となった5ZIGEN BECKETTS FN-01Rですが、改めてよく見てみると、どうやらローレット加工はされていないようです。

「DC5インテグラTYPE-Rやシビック等、スーパー耐久に出走していた5ZIGENのレースカーによって開発が行われた」とされる5ZIGEN BECKETTS FN-01Rなので、「ローレット加工されているのでは?」と思いましたが、そうではありませんでしたね。
2000年代初頭では、まだホイールにローレット加工の必要性を感じられていなかったということなのでしょうかね…

