BRIDGESTONE POTENZA SW005 17inch 7.5J offset+45mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果

Prodriveブランドを販売しているブリジストンですが、それとは別にPOTENZAブランドのホイールも販売しています。
POTENZAとは、イタリア語で「力」を意味する言葉で、ブリジストンにおけるPOTENZAは、RE-71Rに代表されるリアルスポーツという領域をカバーするブランドになります。
そのPOTENZAのブランド名が冠されたホイールとして、鋳造モデルのSW005が2014年に発売されました。
今回POTENZA SW005の計測機会を初めて得たので、重量を測定し、結果を公開します。
POTENZA SW005は、この記事を書いている現時点で、既に絶版ブランドとなっていますが、ブリジストンのサイトにSW005について、「幅広い車種に対応する、スポーティな走りをスタイリッシュに演出するタイヤ「POTENZA Adrenalin RE003」が発売された2014年に、洗練されたシャープな意匠を具現化しつつ、エッジを立てすぎない品のあるアルミホイールとして誕生しました。鋳造リムスピニング製法によりデザイン性を高めながら軽量化することにより、スタイリッシュ性を高めています。」という記載がありました。
https://www.bridgestone.co.jp/blog/2019031101.html
ここに記載されている鋳造リムスピニング製法とは、一般的に言われるフローフォーミング製法のことで、普通の鋳造ホイールに比べて、そのリム部は薄く、軽く作られているようです。
また、幅広い車種に対応させるためとあるように、サイズラインナップはかなり多めになっていました。
このホイールの重量を計測してみたところ、8.30kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。
BRIDGESTONE POTENZA SW005 重量計測結果
17inch 7.5J offset+45mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピースリムスピニング製法 アルミバルブ付き、90gバランスウエイト付き)8.30kg
POTENZA SW005は、フローフォーミング製法を採用しているので、もう少し軽量かと思っていましたが、それほどでもないですね。
よりコンペティティブな利用シーンでは、鍛造製法によって作られたRW006やRW007がカバーし、それ以外の街乗りでの軽快な走りをカバーするのがSW010と、このSW005といったところなのでしょうね。
それ自体の重量はそれほど軽くありませんが、鋳造リムスピニング製法で作られたPOTENZA SW005は、リム部が薄く軽いので、スタッドレスタイヤ用のホイールとしては適しているのかもしれませんね。

