ENKEI Performance Line PFM1 17inch 7.5J offset+48mm PCD112mm-5H 重量計測結果
ENKEI Perfomance Line PFM1の重量計測の機会を初めて得たので、その結果を公開します。
ENKEI Perfomance Line PFM1の重量計測結果公開は今回で2回目です。
1回目は、外径18インチ、リム幅8.5Jの個体でした
ENKEI Performance Line PFM1 18inch 8.5J offset+47mm PCD120mm-5H 重量計測結果
サイズは違いますが色も同じなので、今回記載する内容は、重量計測結果以外は前回と殆ど同じになっています。
ENKEI Perfomance Line PFM1については、ENKEIのウェブサイトに、「1999年に発売されたBORTEX-MⅡのリメイク」という記載があります。
と言うことは、PFM1の「M」の文字は、BORTEX-MⅡの「M」から来ているのでしょうか?
でも、BORTEX-MⅡの後継モデルということなのに「PFM3」とはならなかったんですね…
因みに、ENKEIのサイト上には、リメイクの基となった「BORTEX-MⅡ」というホイールについての説明も存在しています。
『「BORTEX-MⅡ」は、1999年に「大人が乗って楽しめるクルマに似合うホイール」をコンセプトに開発され、デザイン性と機能性が高い次元で調和された「Y字メッシュデザイン」は、ハイセンスなユーザーから高い人気を誇った』とのことらしいです。
ENKEI Perfomance Lineの他のブランド同様に、PFM1はMATプロセスというENKEI独自のフローフォーミング製造技法を採用することにより、肉薄で軽量リムになっているだけでなく、「BORTEX-MⅡ」から引き継いだ細いY字ロングスポークを9分割としたメッシュデザインは、無意味な装飾を排除したシンプルなデザインで、リム全周を均等にスポークで支持することで軽量、高剛性を実現しているのだそうです。
このホイールの重量を計測してみたところ、7.85kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
ENKEI Performance Line PFM1 重量計測結果
17inch 7.5J offset+48mm PCD112mm-5H (鋳造1ピース・MAT製法 アルミバルブ付き、バランスウエイト無し) 7.85kg
今回重量計測結果を公開したENKEI Performance Line PFM1のPCDは112mm-5Hです。
これはメルセデス、最近のBMW、フォルクスワーゲングループの車種が採用するPCDになっています。
ENKEIのサイトで確認すると、このサイズのENKEI Performance Line PFM1のボアハブ径は75mmとなっていますので、ハブリングで調整すれば、メルセデスでも、BMWでも、フォルクスワーゲングループの車種でも使用することができるようになっています。
ENKEI Performance Line PFM1のPCDは、112mm-5H以外に120mm-5Hもラインナップしていますので、現行以前のBMWにも適合するサイズが存在します。
また、他のENKEI Performance Line同様に、タイヤの空転を抑制するローレット加工も施されているのでハイパフォーマンスタイヤにも対応していますし、リム部が軽量なので、スタッドレス用としても最適なホイールなのだと思います。
ENKEI Performance Line PFM1は、外車向けサイズが豊富で、軽くて、性能に優れるホイールだってことなんですね。