BBS RI-A 18inch 8.5J offset+43mm PCD100mm-5H 重量計測結果
BBSは日本における鍛造ホイールメーカーの先駆けとも言える存在です。
市販車用鍛造アルミホイールを世界に先駆けて商品化したのは、1983年にドイツBBS社との共同出資で設立された日本BBSなのだそうです。
それまで長らく技術的に量産が困難とされていた鍛造ホイールの製品化に成功し、BBSは一躍高級ブランドホイールとしての地位を確立しました。
そんなBBSから発売されているRI-Aの重量計測機会を今回初めて得ました。
BBS RI-Aは2015年の東京オートサロンで公開され、以来多くユーザーからの支持を集めています。
その理由は、BBSのブランドラインナップの中では珍しく、サーキットアタッカー達が選択できるものになっているからではないでしょうか。
BBSのサイトでRI-Aのページを見ると、
『「SUPER GT」に投入されるホイールと全く同じ思想でつくられたレース仕様。国内最高峰のレース「SUPER GT」の実戦で投入されているホイールと、同一の思想で、同一の造形でつくられた究極のレース仕様。ホイールとタイヤの空転を抑制するアンチスリップペイントや、脱着時にナット穴を傷めないようブッシュをスチール製とするなど、極限領域での機能性・信頼性を余すことなく継承し、細部まで磨きあげています。』
といった説明がなされています。
そんなBBS RI-Aの重量を計測してみたところ8.30kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
『「SUPER GT」に投入されるホイールと全く同じ思想でつくられたレース仕様』という説明とおりの重量って感じですね。
BBS RI-A 重量計測結果
18inch 8.5J offset+43mm PCD100mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き 45gバランスウエイト付き)8.30kg
BBSのサイトを見てみると、(この原稿を書いている現在)RI-Aは16インチから19インチサイズまでが販売されていて、サイズ毎に三桁の品番が付与されています。
因みに、今回重量計測したサイズの三桁品番は「001」です。
BBSのサイトには、カタログ値の重量も付記されていて、BBS RI-A 001は8.3kgとなっていました。
今回の実測値はカタログ値と全く同じでしたね。
RI-Aのカラー設定は、ダイヤモンドシルバー(DS)、ダイヤモンドブラック(DB)、ゴールド(GL)、マットブロンズ(MBZ)、マットグレイ(MGR)の5色。
今回重量計測を行った個体はマットグレイ(MGR)です。
個人的な意見ですが、このマットグレイ(MGR)が一番スパルタンな感じがするので、サーキット用ホイールとしてBBS RI-Aを使用するなら、私はこのマットグレイ(MGR)を選択すると思います。