RAYS VOLK Racing NE24 18inch 8J offset+45mm PCD112mm-5H 重量計測結果
RAYS VOLK Racing NE24の重量計測の機会を初めて得たので、その結果を公開します。
RAYS VOLK Racing NE24は、2021年5月に発売されたホイールです。
その名の由来は、NはVOLK RACING Gr.Nの「N」、また市販車で厳格に最低限の改造で競うレース「N」クラスからきており、EはTE37、CE28、ZE40で使われている「E」、エヴォリューションであるとのことです。
それに2×4のスポーク構成を合わせて「NE24」となっています。
3年と少し前に発売されたばかりのホイールブランドなのですが、この原稿を書いている2025年2月時点で既にカタログからは消えていて、更なる進化を遂げ、2024年にリリースされたNE24 Club Sportに代わっています。
このホイールの重量を計測してみたところ、8.65kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
RAYS VOLK Racing NE24 重量計測結果
18inch 8J offset+45mm PCD112mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、15gバランスウエイト付き)8.65kg
今回重量計測をおこなったこのホイールは、測定時点で結構ダストにまみれていたため、しっかり洗浄してから計測したのですが、その際に気付いたことが2つあります。
一つ目はローレット加工がされていないこと。
エヴォリューションのEの文字を名前に持つRAYSのスポーツホイールなので、ZE40やTE37系同様にローレット加工がされているものだとばかり思っていたのですが、RAYS VOLK Racing NE24にはローレット加工がありませんでした。
後を継いだNE24 Club Sportには、しっかりローレット加工がなされているようなのですが、Club Sportではない普通のNE24にはないのです。
この点はNE24 Club Sportになってバージョンアップされた箇所なのでしょう。
二つ目は洗いやすいこと。
2×4のスポーク構成は隙間が大きいため、洗浄用のスポンジを持った手が入り易いことと、センターパートにサークルがないため、こちらもスポンジが入り易いのです。
この点は好感が持てると言えるでしょう。
今はカタログ落ちしてしまったRAYS VOLK Racing NE24ですが、スポーツ走行等のハードな利用をしないのであれば選ぶのも良いと思います。
しかし、ハードな利用をするのであれば、ローレット加工有りの後継モデルNE24 Club Sportを選ぶことをお勧めします。
最近のスポーツタイヤのグリップは結構凄いので、ローレット加工がないとタイヤだけ空転してしまう可能性がありますからね…