ENKEI SPORT RC-T4 17inch 7.5J offset+45mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果 その2
ENKEI SPORT RC-T4に関する重量計測結果の投稿は今回で8回目、おまけに以前にも全く同じサイズの個体を計測しているので、記載内容の重複部分が多いことを予めお断りしておきます。
RC-T4のブランド説明ついても以前と同じものを記載しています。
ENKEI SPORT RC-T4は、他のENKEI SPORTのホイール同様、エンケイ製のホイールでありながら、株式会社アイ・アール・エスから販売されている競技用ホイールです(競技用とされてはいますが、一般道での使用についても全く問題はありません)。
ENKEI SPORTのターマック競技用ホイールとしては、ES-TARMACの次のモデルであるRC-T4は、4の文字が示す通り、ENKEI SPORTにおける四世代目のターマック競技用ホイールです。細身なスポークデザインのES-TARMACと比べ、大きめのセンターディスクにフィンというデザインは、グラベルホイールであるRC-G4に近く、ただ軽いだけのホイールではなく、剛性面に配慮されたホイールになっていることがうかがえます。
このホイールを計測してみたところ、7.50kgになりましたので、軽量ホイールと認定しました。
ENKEI SPORT RC-T4 重量計測結果
17inch 7.5J offset+45mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピース・MAT製法 アルミバルブ付き、15gバランスウエイト付き) 7.50kg
ENKEI SPORT RC-T4は、フローフォーミング製法の一つで、「MAT-PROCESS」の進化版である「MAT-DURA FLOW FORMING」を採用することにより、素材強度が大幅に向上し、リムには緻密なメタルフロー(鍛流線)を実現しているそうです。
ENKEIによれば、リム剛性の重要性にいち早く注目し、最新のコンピュータ解析技術と長年の競技参戦データを元に研究を重ねることにより生み出されたRC-T4のリムプロファイルは、タイヤの性能を最大限に発揮させ、限界コーナリング時もサスペンションの一部として正確に機能し、設定したアライメントを忠実に発揮させることができるのだそうです。
7kg台の軽量ホイールでありながら、高剛性を実現するRC-T4は、厳しいコーナリングGに耐え得ると期待できることから、サーキット走行での使用が適していると考えられます。
等と色々書き連ねていますが、ここまでは以前投稿した全く同じサイズで、色がブロンズのRC-T4の記載と同じです。
ENKEI SPORT RC-T4 17inch 7.5J offset+45mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
何故、今回全く同じサイズのホイール重量データをアップしたのかというと、今回重量計測結果を公開したRC-T4の色がシルバーであり、以前のものと異なるからなのです。
RAYSのCE28Nにおいては、カラー設定が異なると重量も異なるケースが見られたため、ENKEI RC-T4でも検証してみたかったというのがその理由になります。
RAYS VOLK Racing CE28N 17inch 8J offset+44mm PCD100mm-5H 重量計測結果
今回のENKEI RC-T4では、色が異なっても重量は全く同じでしたね。