YOKOHAMA ADVAN Racing GT 18inch 9J offset+35mm PCD114.3mm-5H重量計測結果

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ADVAN GT 18inh9J+35mm114.3mm-5H重量計測画像

一昔前は鋳造ホイールがメインだった横浜ゴムのADVANブランドのホイールですが、最近は鍛造ホイールもリリースしています。

 

今回重量計測結果を公開するADVAN Racing GTも鍛造製法によって作られたホイールなのです。

 

ADVAN Racing GTは、RZ-DFに次ぐADVAN ブランド2番目の鍛造ホイールとして2012年4月25日に発売されました。

 

後継のGT BEYONDも発売されてはいますが、横浜ゴムのホイールサイトを見る限り、この記事を書いている2024年10月現在も、在庫限りで販売されているロングセラーブランドなのです。

 

発売当時の横浜ゴムのリリースを見ると、以下の様な記述がみられます。

 

「ADVAN Racing GT」はフラッグシップモデルとして、スペックとデザインの両面で最高のスポーツ系ホイールを作り上げることを目指した。スペックでは「ADVAN Racing」ブランドで2作目となる金型鍛造1ピース構造を採用し、デザインはサーキットでの性能を追及したハードコンセプトホイール「ADVAN Racing TCⅢ」の18インチ5本スポークデザインをベースに開発した。鍛造の高強度を活かし、リムの深さを限界まで落とし込んだデザインは、圧倒的な存在感を醸し出す立体的造形美を完成し、まったく新しい5本スポークホイールの魅力を引き出している。

https://www.y-yokohama.com/release/?id=1880&lang=ja&sp=580

 

なるほど、確かにTCⅢと良く似ていますよね。

 

このホイールの重量を計測してみたところ、8.40kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。

 

※軽量ホイール・超軽量ホイールの定義はこちら

 

 YOKOHAMA ADVAN Racing GT 重量計測結果

18inch 9J offset+35mm PCD114.3mm-5H(鍛造1ピース・MAT製法、アルミバルブ付き、20gバランスウエイト付き)8.40kg

 

18インチホイール重量ランキングはこちら!

 

9Jという太目のリム幅を考えると、8.40kgの重量は、かなり軽量と言えるんじゃないでしょうか。

 

やはり鍛造製法で作られたホイールというだけありますね。

 

この軽量な鍛造ホイールは、横浜ゴムが作っているものなのでしょうか?

 

いやいや、タイヤメーカーである横浜ゴムは、ホイール製造ラインを持っておらず、自前でやるのはホイールの企画とデザインまでくらいでしょう。

 

では、YOKOHAMA ADVAN Racing GTを製造している会社はどこなのか?

 

ヒントはハブの裏の刻印にありました。

この「MADE IN JAPAN」の刻印はRAYSのホイールにあるものと良く似ています。

 

多分、YOKOHAMA ADVAN Racing GTを製造しているのはRAYSなのでしょう。

 

ホイールのサイドを見ると、ハイグリップタイヤのグリップ力に負けないためのローレット加工がしてありますね。

ローレット加工の仕方も、RAYSが作る鍛造ホイール、ZE40等とよく似た作りになっています。

 

ADVAN Racingの優れたデザイン性と、RAYSのスポーツホイールと同じ作りを両立しているADVAN Racing GTは、街乗りだけじゃなく、サーキット等でその性能を発揮するハイパフォーマンススポーツホイールなのだと思います。

 

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