YOKOHAMA ADVAN Racing RSⅡ 17inch 9J offset+52mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
さて、新型コロナウィルスに感染するも、症状は漸く落ち着いてきたので、そろそろ再稼働しますよ…
この記事を書いている時点で、未だ横浜ゴムのサイトに載っているので、絶版ではないと思うのですが、タイヤメーカーである横浜ゴムから発売されている(?)ADVAN Racing RSⅡは、レーシングスポーツの略をブランド名とし、競技使用やチューニングカー装着をコンセプトに作られた10本スポークの鋳造1ピースホイールです。
RSシリーズの2世代目となるADVAN Racing RSⅡについて、横浜ゴムのサイトを見ると、「RSの進化バージョン。スポーク部にサイドカットを施してついに登場。RSが持つ完成されたフルフェイス10本スポークデザインの基本ラインを踏襲しながら、更なるシェイプアップと迫力のコンケイブスポーク(センター下がり)を実現。高品質鋳造製法とフローフォーミングによるインナーリム成形の鋳造1ピースホイール。各インチでスポークのコンケイブ形状が異なるスタンダードデザインとGTRデザインをサイズにより設定。」とありました。
このホイールの重量を計測してみたところ7.60kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
YOKOHAMA ADVAN Racing RSⅡ 重量計測結果
17inch 9J offset+52mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピース・MAT製法、アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)7.60kg
今回重量計測結果を公開したADVAN Racing RSⅡは、軽量ホイールと認定され、現時点の17インチホイール重量ランキングでは103位相当になっています。
ですが、17インチとしては9Jと太めなリム幅であることを考慮すれば、ランキングの順位以上に軽いホイールであると言えるでしょうね。
さて、その軽さの秘密は何でしょうか?
このホイールのハブ接合面を見ると、「M・A・T」の文字が見えますので、ADVAN Racing RSⅡに導入された高品質鋳造製法とフローフォーミングとは、エンケイの「MAT PROCESS」製法のことだと思われます。これによりADVAN Racing RSⅡは、エンケイに製造委託されていることが伺い知れます。
ADVAN Racing RSⅡは鋳造製ですが、ENKEIのMAT製法で作られたホイールだから、かなり軽量に仕上がっているのでしょうね。
今回重量計測を公開したADVAN Racing RSⅡのサイズは、どのような車種に装着されていたと思いますか?
このホイールは、鎌倉市城廻にあるアイブローズさんのご厚意で計測させて頂いたものなのですが、重量計測時にホンダS2000が入庫していたので、恐らくその車両に付けられていたホイールなのだと思われます。