BYDの3車種「DENZA D9」、「BYD SEAL」、「BYD DOLPHIN」のPCDを測ってみた
ジャパンモビリティショー2023では、BYDが展示ブースを構え、複数の車種を展示していたので、これ幸いとばかりにPCDの計測をしてきましたよ。
計測方法はハブボルトの頭にゲージを合わせて図っているだけですので、微妙にズレていたりするのが難点なのですが…
先ず計測してみたのは、BYDがメルセデス・ベンツとの合弁で開発した「DENZA(デンツァ)」のプレミアムミニバン「D9」です。
ゲージの値を見ると、PCD112mm-5Hなのかなと思われます。
メルセデス・ベンツとの合弁企業となるDENZAの車種だからでしょうか?
ところが、次に計測してみた日本発売車種第3弾として投入予定のスポーツセダン「BYD SEAL」の方は、PCD112mm-5Hに見えなくもないのですが、どちらかと言えばPCD114.3mm-5っぽいんですよ。
今回計測していないのですが、日本発売車種第1弾のミドルサイズSUV「BYD ATTO 3」は、PCD114.3mm-5Hだという情報がありますので、「BYD SEAL」もその可能性は高そうです。
最後に、2023年9月に日本国内で発売されたコンパクトEVである「BYD DOLPHIN」は、PCD100mm-4Hでしたね。
「DENZA D9」と「BYD SEAL」のPCDは、計測の正確さから言って断言することはできませんが、どちらもPCD112mm-5H、もしくはどちらもPCD114.3mm-5Hの可能性もあります。
ですが、BYDとメルセデス・ベンツの合弁企業である「DENZA」の「D9」はメルセデス・ベンツと同じPCD112mm-5Hを採用しても何ら不思議ではないですし、BYDの5穴の従来車種がPCD114.3mm-5Hであることから、「DENZA」ではない「BYD SEAL」は従来車種同様に引き続きPCD114.3mm-5Hとなるのも不思議でないと思うのです。
正確なPCDの測定は、実際にホイールを入手して、ボルト穴にゲージを差し込んでみないと分からないので、近い将来ちゃんとした計測の機会があると良いなと思っている次第です。
個人的な意見ですが、「BYD SEAL」はちょっとカッコイイなって思ってしまいました。
さて、BYDはこのスポーツセダンで日本市場に橋頭保を確保できるのでしょうか?
今後に期待です。