WEDS SPORT RN-55M 19inch 10.5J offset+32mm PCD114.3mm-5H重量計測結果
WEDS SPORT RN-55Mの重量計測データに関する投稿は、今回で2回目なので、その説明ついてはそれと同じ内容を記載しています。
『WEDS SPORT RN-55Mは、その名称から「SA-55M」の後継ブランドと考えていいでしょう。
WEDS SPORT RN-55Mを初めて見たのは、2018年1月に開催されていた東京オートサロンでしたので、そのリリース時期は2017年後半だと思われます。
他のWEDS SPORTのブランド同様に、サイドマシニングによるH断面形状を持ち、そこにカラーリングが施されたWEDS SPORT RN-55Mは、かなり印象的なデザインになっています。
サイドマシニング自体は、軽量化のためにスポーク部の無駄を削ぎ落す技法ですが、そこへカラーリングを施すことで、デザイン性を高めることに成功しています。
因みに、このサイドマシニングした箇所にカラーリングを施すことを、ウェッズは「サイドマシニング×カラークリア」と称しています。
また、「サイドマシニング×カラークリア」による技術を特許として権利保有しているとのことです。
軽量化へのコダワリはサイドマシニングだけでなく、WEDS独自のフローフォーミング加工法であるAMF製法がRN-55Mに採用されています。』
このホイールの重量を実際に計測してみたところ、11.0kgとなりました。
WEDS SPORT RN-55M 重量計測結果
19inch 10.5J offset+32mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピースAMF製法 ゴムバルブ付き、バランスウエイト無し)11.0kg
当サイトでは19インチホイールの重量計測結果公開は今回で未だ8度目です。
19インチサイズは計測データ数が少ないため、軽量ホイール・超軽量ホイールの定義は定まっておりませんが、15-18インチの定義に則るとすれば、今回重量計測結果を公開したWEDS SPORT RN-55Mは、重量的に普通のホイールとして認定されると思います。
「超軽量」、「軽量」、「普通」認定の標準リム幅は、15インチが6.5J、16インチが7J、17インチが7.5J、18インチが8Jとしているのですが、今回重量計測結果を公開したWEDS SPORT RN-55Mは、10.5Jとリム幅がかなり太いこともあるので、重量が嵩んでしまったとも考えられます。
因みに10.5Jというリム幅の太さは、いつも重量を計測している秤の天板に乗らない程の太さになるのです。
そこで今回は、天板の上に丁度500gの重量となる板を乗せて、その上にリム幅10.5JのWEDS SPORT RN-55Mを乗せての計測となりました。
計測画像の秤の表示は11.50kgになっていますが、当然秤の天板の上に乗せた板の重量500gは差し引く必要があるので、今回重量計測したWEDS SPORT RN-55Mの重量は、11.0kgであることを明記させて頂きます。
結果的に、重量的に普通のホイールと認定されてしまいましたが、この個体のリム幅が8.5Jならばもう少し軽いはずで、恐らく9kg台に入って軽量認定となった可能性が高いと考えています。
前回計測したWEDS SPORT RN-55Mも9.5Jとリム幅が太かったので、19インチサイズならば、リム幅8.5JのWEDS SPORT RN-55Mの重量計測の機会が今後あることを祈っています。
WEDS SPORT RN-55M 19inch 9.5J offset+38mm PCD114.3mm-5H重量計測結果
WEDS SPORT RN-55M のカラーバリエーションは、GROSS BLACK(グロスブラック) とBBM(ブラックブルーマシニング)の2種が設定されていますが、今回重量計測結果を公開したRN-55MはGROSS BLACK(グロスブラック)になります。