戸外に平置きしたホイールの盗難にご注意ください

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「群馬県渋川市の自動車整備工場で、アルミホイール20本盗難被害」というニュースを見ました。

 

犯人は自動車整備工場の敷地内に侵入し、山積みとなっていたアルミホイールを持ち去ったとのことです。

 

このニュースの中で、被害にあった自動車整備会社の社長は、「アルミの値段があがっているので、解体屋などに持って行って換金していると思う」と犯行の動機を推測していました。

 

昨日のNHKのニュースでも、金属価格上昇という内容のニュースを見たので、アルミ合金の買い取り価格は間違いなく上がっているのだと思います。

 

試しに「アルミ 買い取り価格」で検索してみたところ、タイヤ無しでウェイトやバルブなどの付属物のついたままのアルミホイールは1kgあたり200円で買い取られることがわかりました。

 

軽量なホイールでなければ、15インチで1本7kg以上のホイールもあります。

A-TECH SCHNEIDER DIMODA 15inch 6J offset+50mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果

 

このようなホイールならば、1本1500円位で売れるということなのです。

 

これまでアルミホイールの盗難と言えば、駐車車両に装着された高価なブランドホイールを深夜に外して持って行くというパターンでしたが、アルミ合金そのものの換金性が高まった現在においては、盗難の対象は高価なブランドホイールである必要がなくなったとも言えます。

 

アルミ合金としての価値は、その重さにほぼ比例しますので、高価なブランドでなくても、綺麗でなくても、傷があっても構わない、それこそ古いスタッドレスを履かせたままのノーブランドのホイールや、古びた純正ホイールであっても持ち去られる可能性があるということなのです。

 

盗難されて困るホイールは、外からは見えない場所に移動して保管する、複数本数をチェーンなどで連結して重くて運びにくいようにするといった気配りが必要かもしれません。

 

もし戸外に平置きしているホイールがあるのであれば、保管方法を見直してみてくださいね。

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