NISMO MM-8 15inch 6J offset+50mm PCD100mm-4H 重量計測結果
NISMO MM-8は日産のレーシングブランドであるNISMOの名が冠されたホイールです。
NISMO LM GT4同様、RAYSが製造を行っている鍛造1ピースホイールなのです。
NISMO MM-8のサイズラインナップは、今回重量計測結果を公開した15インチ、6J、オフセット+50mm、PCD100mm-4Hタイプのみとなっています。
1サイズのみの設定となっている理由は、このホイールがK12型日産マーチで競われるマーチカップ用のホイールとしてリリースされているからなのでしょう。
K12型マーチにピッタリなこのサイズだけがラインナップされています。
NISMO MM-8のカラーラインナップは、今回重量計測結果を公開したシルバー以外にホワイトが存在します。
このホイールの重量を計測してみたところ4.35kgとなりましたので、超軽量ホイールと認定しました。
リム幅が6Jと細めであることもその軽さの要因だと思いますが、レース用の車両に装着されることが前提となっているためかなりの軽さになっています。
NISMO MM-8 重量計測結果
15inch 6J offset+50mm PCD100mm-4H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)4.35kg
8本スポークだから-8が付くのは分かりますが、このホイールのブランド名にあるMMの2文字の意味は何なのでしょうか?
マーチ用だからMが付くとしても、もう一つのMは何を意味しているのでしょう。
色々調べてみましたが、残念なことに確実な情報は得られませんでした。
しかし、2001年のフランクフルトモーターショーと東京モーターショーに、K12型マーチの原型となるコンセプトカーが出品されていた際には、「mm」=ミニマム・メカニズム-マキシマム・マンという名前が与えられていたということが分かりました。
K12型マーチのコンセプトカーに付けられたmmが、このホイールのブランド名の由来だとしたら、K12型マーチ用の1サイズしか設定されなかった理由も何となく理解できる気がします。