WORK EMOTION 17inch 7.5J offset+48mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
WORK EMOTIONの重量計測結果公開は今回で2回目ですので、その説明は以前のものを記載しておきます。
『WORK EMOTION は、スーパー耐久等のレースに装着されているホイールの市販モデルで、市販するために必要最低限の設計変更を行っただけのものだそうです。
特に、プーマランサー(ランサーエボリューションⅦ、Ⅷ)を始め、スーパー耐久では、多くのレーシングチームがWORK EMOTIONを採用していました。
これは、コンペティティブな状況におけるWORK EMOTIONの信頼性や強度・剛性、放熱性といった機能性の高さによるものだと思われます。』
WORK EMOTIONのカラーは、ゴールドとシルバーはよく見かけますが、今回重量計測結果を公開したWORK EMOTIONの色はちょっと変わった色になっています。
特注カラーなのでしょうかね。
このホイールの重量を計測してみたところ、7.85kgとなりましたので軽量ホイールと認定しました。
WORK EMOTION 重量計測結果
17inch 7.5J offset+48mm PCD114.3mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き付き、40gバランスウエイト付き)7.85kg
17インチは7.5Jを想定して「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定しています。
今回重量計測結果を公開したWORK EMOTIONは、7.5Jのリム幅の鍛造1ピースホイールでありながら、軽量ホイール認定止まりでした。
17インチ、7.5Jサイズでは、7kg台前半の鋳造1ピースも珍しくないため、WORK EMOTIONは、鍛造1ピースホイールであるのに「意外に重いな」というのが正直な感想です。
鍛造ホイールとしてはそれほど軽くはないWORK EMOTIONが、スーパー耐久等のレースに装着されていた理由は何だったのでしょうか?
恐らく、500km以上の距離を競技スピードで走行しなければならないS耐において、軽さだけではなく、ホイールにも耐久性が求められたということがその理由だと考えています。
過去にWORKのEMOTION開発担当者が雑誌でインタビューを受けている記事を読んだことがありますが、その中で、「市販品としての顔を持つEMOTIONの場合、重い市販車にも履かせるため、強度に余裕をもたせた設計となっている。だから、S耐でも1シーズン通しで使えてしまう」といった内容が語られていました。
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