RAYS VOLK Racing CE28N 17inch 8J offset+35mm PCD98mm-5H 重量計測結果
RAYS VOLK Racing CE28Nに関する投稿は、今回で6回目なので、その説明については以前のものを引用します。
『RAYSのサイトでCE28Nの情報を見てみると、「すべてのモデルで軽量を謳うボルクレーシングにおいて、CE28Nこそ最も軽量なホイールです」と、RAYS自らが最軽量であることを明言していることもあり、日本を代表する超軽量ホイールブランドだといっても過言ではないでしょう。5穴タイプは全て10スポークになっていますが、小排気量車種向けとなる4穴タイプでは、より軽量に仕上げられる8スポークのモデルになっていて、軽さに対するRAYSの強いコダワリが感じられるモデルだと言えるでしょう。CE28Nは、TE37同様にその名称の中で軽量さを示しています。東京モーターショーのRAYSのブースで、RAYSのスタッフの方に確認しましたが、CE28NのCEは、「COMPETITION EVOLUTION」の略で、14inch、5.5JのCE28Nが2.8kgであることから命名されています。』
このホイールの重量を計測してみたところ6.85kgとなりましたので、超軽量ホイールと認定しました。
RAYS VOLK Racing CE28N 17inch 8J offset+35mm PCD98mm-5H(鍛造1ピース、アルミバルブ付き、22gバランスウエイト付き)6.85kg
お気付きの方も多いかと思いますが、この98mm-5HというPCD値は、アルファロメオ156、147等に使用可能なサイズです。VOLK Racing CE28N に欧州車向けのPCD設定はなかったと記憶しているので、このVOLK Racing CE28Nは、限定生産によるものか、特注サイズのホイールだと思われます。輸入車の様にレアなPCD値の車種ですと、標準品でPCDが合うホイールが存在しないことがありますが、一定数のオーダーを纏め生産最低ロット数を確保することが出来れば、ホイールメーカーは受注生産に応じる事もあるようです。オーナーズクラブや特定車種のメンテナンス・改造に強みを持つショップで、仲間や客を募ってオーダーするなんてことがよくあるパターンのようです。以前、当ブログで重量計測結果を公開したアルファ用のGramlights 57F とVOLK Racing TE37同様、今回重量計測結果を公開したCE28Nもその類だと思われます。
CE28Nで15種、派生ブランドのCE28NFで2種の重量計測データを一挙公開