IJAK(TWS) SOUTHERNWAYS S-05 18inch 8.5J offset+48mm PCD100mm-5H重量計測結果
SOUTHERNWAYS S-05は、鍛栄舎で製造され、その子会社であるIJAKから販売されていた鍛造1ピースホイールです。IJAK(TWS)と表記した理由は、2008年10月に「株式会社アイジャック」から「株式会社TAN-EI-SYA WHEEL SUPPLY」に社名が変更されたからなのです。今回重量計測結果を公開したこのホイールは、IJAK時代のものなのですが、IJAKという社名があまり知られていないようなので、より知名度の高い社名変更後のTWSを併記しています。
販売当時の雑誌広告を見ると、「フォーミュラ1を支える鍛造技術。ここに結晶」、「“史上最軽量ホイール”、出現」、「走りの栄光を手にするために極められる軽量化。軽さは、速さ。サザンウェイ S-05は、わずかな単位までも追及して最軽量化を実現しました。軽い、しかも、強い。これは世界最高のモータースポーツ フォーミュラ1を支える鍛造技術が到達した類なき結晶。走行安定性を高め、クルマの基本性能までも新しい領域へ誘います。」とあります。F1、鍛造技術、軽量の文字が何度も出てくるあたりが、いかにも鍛栄舎らしいと言えるでしょう。その広告には、サイズ毎の重量情報を明記しており、軽さに対する絶対的な自信が感じられるものになっています。
実際このホイールの重量を計測してみたところ、7.15kgとなりましたので、超軽量ホイールと認定しました。
IJAK(TWS) SOUTHERNWAYS S-05 18inch 8.5J offset+48mm PCD100mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ×2付き、30gバランスウエイト付き)7.15kg
SOUTHERNWAYS S-05は、競技使用を想定し、熱膨張しにくい窒素ガスの重点効率を高められるツインバルブ仕様になっています。カタログ重量値の7.05kgとの差はエアバルブ2本分ということでしょうか。
因みに、18インチホイールは、8Jを想定して「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定しています。今回重量計測結果を公開したSOUTHERNWAYS S-05 は、それよりも太い8.5Jなので、重量面では不利なのにも関わらず、驚異の7.15kgの軽量さです。繰り返しになりますが、7.15kgという重量は、18インチ8.5Jとしては驚異的な軽さだと思います。
SOUTHERNWAYS S-05の別サイズ17inch 7.5J offset+35mm PCD114.3mm-5Hの重量計測結果はこちら