ENKEI Racing NT-03+m 18inch 7.5J offset+42mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
ENKEI Racing NT-03+mは、先代のNT-03同様、サーキット等での走行時に大きな力が加わっても真円性が保たれ、ホイールの強度を高めるために、ブレースリングが、リムの内側を10本のスポークを繋ぐ形でグルっと通り、まるで蜘蛛の巣のような形状をした特徴的なデザインのホイールです。
デザインこそ先代のNT-03と似ていますが、フローフォーミング加工の一つであるエンケイ独自のMATプロセス製法で作られているため、剛性を確保しながらも薄いリムを生み出し、軽量なホイールになっています。
熱膨張しにくい窒素を効率よく充填できるツインエアバルブを採用している。この2つが、先代NT-03と比べた、ENKEI Racing NT-03+mの進化した点となっています。
このホイールの重量を計測してみたところ8.10kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
ENKEI Racing NT-03+m 18inch 7.5J offset+42mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピース・MAT製法アルミバルブ×2付き、バランスウエイト無し)8.10kg
先代NT-03は、レーシングタイヤを使用したサーキット走行にも耐え得る剛性を備えたホイールでしたが、その重量は決して軽くはありませんでした。
スーパー耐久レースクラス1への参戦を目的に開発されたという話も聞くNT-03+mは、MATプロセス製法で製造されているので(7.5Jと少し細めでありますが)、軽量認定されるほどに進化しています。
NT-03シリーズは、その後もNT-03RRと進化を続け、今もコンペティションシーンで多くの車両に装着されています。
最近ではレース以外のドリフト選手権D1でもNT-03RRが使用されているのが確認されています。