CRIMSON Racing SPARCO Viper-R 17inch 7J offset+45mm PCD100mm-5H 重量計測結果
Racing SPARCO Viper-Rは、SPARCOというブランド名が入っていますが、イタリア製ではなく、富山の株式会社TAN-EI-SYA(鍛栄舎)というホイールメーカーが製造し、大阪にある株式会社クリムソンから発売されていたホイールです。
1984年からイタリアのスパルコ社とライセンス生産と販売の契約を交わして以来、現在もSPARCOブランドのホイールを発売しているクリムゾン社と、RAYS、BBSと並び、自社で鍛造ホイールを製造できる数少ないホイールメーカーである鍛栄舎が、タッグを組んだ鍛造1ピースホイールなのです。
このホイールの重量を計測してみたところ、6.30kgになりましたので、超軽量ホイールと認定しました。
17インチは7.5Jのリム幅を想定して超軽量、軽量、普通ホイールと認定しています。
それと比べて、このRacing SPARCO Viper-Rは、7Jと若干細いのですが、それでも6.30kgは驚きの軽さだと思います。
CRIMSON Racing SPARCO Viper-R 17inch 7J offset+45mm PCD100mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、30gバランスウエイト付き)6.30kg
Racing SPARCO Viper-Rは、6本のダブルスポークがディープリムまで伸び、大きな開口部が、放熱性向上に一役かっています。
ナット穴を隠す「Racing SPARCO」のロゴが書かれた、赤いセンタープレートを装着すればドレスアップ仕様に、取り外せばレーシング仕様にと、2通りのスタイルを楽しめるのもRacing SPARCO Viper-Rのデザイン上の特徴となっています。
17インチと18インチのリムは、ダイヤカットリム仕様になっているので、Racing SPARCO Viper-Rは、単なるレーシーな軽量鍛造1ピースホイールとは、ちょっと違った存在だと言えるかもしれません。
リムの内側には、サイズ表記シールに「MADE BY TANEISHA」と、鍛栄舎が製造していることが明記されています。
因みに、現在の正式な社名は株式会社TAN-EI-SYAなのですが、この当時は、英語表記社名がTANEISHAとなっていたのがちょっと興味深いですね。
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