ENKEI Racing WTEⅡ 17inch 8.5J offset+35mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
ENKEI Racing WTEⅡは、先日重量計測データを公開したENKEI WRC TARMAC EVO 同様、ランサーエボリューションのワークスレプリカ仕様には欠かす事のできない存在です。
今更な説明ではありますが、このホイールはWRCに参戦していた1999年シーズンのランサーエボリューション6の三菱ワークスカー(ターマック仕様)に装着されていたエンケイホイールのデザインを模したレプリカホイールです。
WTEⅡという名称は、恐らくWRC TARMAC EVOⅡの略であろうと思われます。
当時の資料を見ると、「先代モデルのENKEI WRC TARMAC EVOに比べ、リム幅を0.5インチ広げながら約15%の軽量化を実現」とありますが果たして重量計測結果はどうなのでしょうか?
このホイールの重量を計測してみたところ8.90gとなりました。重量的には普通のホイールと認定しました。
確かにWRC TARMAC EVOと比べ14%程度軽量化されているようです。
ENKEI Racing WTEⅡ 17inch 8.5J offset+35mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピース、アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)8.90kg
ENKEI Racing WTEⅡは、ENKEI WRC TARMAC EVOと比べると十分軽量なのですが、1本あたりの重量が8.90kgとなっているので、軽量ホイールとは言い難いです。
しかし、以前重量計測結果を公開したENKEI 三菱ランサーエボリューションⅧ純正の重量は9.30kgでしたので、歴代ランエボの純正ホイールの重量が、それ位であると仮定すれば、ENKEI Racing WTEⅡの方が少し軽く仕上がっていると言えるでしょう。
純正ホイールより軽量でありながら、WRカーっぽさを演出するデザインのENKEI Racing WTEⅡは、オークションなどでは、今でも人気が高いようです。
その理由は、ENKEI Racing WTEⅡが、今でもワークスレプリカマニアにとって憧れの存在であり続けているからではないでしょうか。
ENKEI WRC TARMAC EVO 17inch 8J offset+35mm PCD114.3mm-5Hの重量計測結果はこちら