ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.10 NISSAN SKYLINE 2000GT-R(KPGC110型)Racing Concept

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ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。

レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。

第10回も、東京銀座のNISSAN CROSSING(旧日産ギャラリー)に展示されていた、1972年の東京モーターショーに出展された日産スカイラインGT-Rとしての2代目KPGC110型ベースのレーシングコンセプトです。

kpgc110全景

1969年にスカイラインC10型に設定された初代「2000GT-R」は、その後わずか2年10カ月の間に国内ツーリングカーレース50勝をマークし、日本のレース史に輝く金字塔となりました。

その後、スカイラインは1972年9月にフルモデルチェンジし、C110型へと進化していきます。

その年の東京モーターショーに出展されたのが、今回取り上げたスカイライン2000GT-R レーシングコンセプトなのです。

このスカイライン2000GT-Rレーシングコンセプトには、翌1973年シーズンからの実戦投入を予感させるカーナンバー「73」を付けられていたのですが、オイルショックの煽りを受けて日産はワークス活動を休止。

新型のKPGC110型のGT-Rはレース実戦投入されず、「幻のGT-R」と呼ばれるようになりました。

このスカイライン2000GT-Rレーシングコンセプトは、それから35年後の2007年に「日産名車再生クラブ」によるフルレストアを受けて、同年のNISMO FESTIVALで、35年目にして初めて走る姿が披露された車両です。

kpgc110前輪

NISSAN SKYLINE 2000GT-R(KPGC110型)Racing Concept前輪画像

kpgc110後輪

NISSAN SKYLINE 2000GT-R(KPGC110型)Racing Concept後輪画像

kpgc110オーバーセンダー

レーシングコンセプトではない、通常のKPGC110型の日産スカイライン2000GT-Rの装着タイヤは前後とも175HR14なのですが、このレーシングコンセプト版は前後に巨大なオーバーフェンダーを備え、レース用スリックタイヤを装着しているので、通常版よりも太いホイールを装着しているものと思われます。

レーシングサービスワタナベの8スポークが奢られているのが画像から分かりますが、アルミではなくマグの可能性が高いと思います。

とは言え、車両のレア度と比べると、ホイールのレア度はそれ程高くはないのかもしれませんね。

 

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