スタッドレス用のホイール選び インチダウンのすすめ

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そろそろスタッドレスタイヤを準備する季節になりましたね。新たにスタッドレスタイヤを購入するにあたって、それに組み合わせるホイールはどのようなものを選べば良いのか、悩んでいる人はかなり多いのではないでしょうか?

そこで今年もスタッドレスタイヤに組み合わせるのに最適なアルミホイールについて考えてみました。

実はこのテーマで記事を書くのは昨年10月に続き今回で2回目です。

スタッドレスタイヤに組み合わせるのに、おすすめのアルミホイールは?

前回は、スタッドレスタイヤ用のアルミホイールを選ぶ際の注意点として、以下3点を挙げていました。

  1. 洗いやすいデザインであること
  2. 価格が高くないこと
  3. 重量が軽いこと

特に、3番目の「ホイール重量の軽さ」は制動距離が短くなることから、雪道での安全を考えると、非常に重要なポイントだと思います。しかし、軽量なホイールほど価格は安くはありません…。そのため前回は中古の軽量ホイールを使うことを推しましたが、今回はインチダウンにより軽量化することをおすすめしたいと思います。

そもそもインチダウンとは?

インチアップという言葉の方が一般的ですが、インチダウンはその逆にホイールの外径を小さくすることです。タイヤの外径まで変化してしまうと、スピードメーター、オドメーターなどに狂いが生じますので、インチダウンしてホイールの外径が小さくなる分、タイヤの外径を保つために扁平率(横から見た時のタイヤの厚み)を大きくすることも必要になります。

インチダウンのメリットは?

①バネ下重量が減少する

インチダウンしたタイヤ・ホイールと、通常サイズのタイヤ・ホイールを横から比較して見ると、どちらも外径は同じ、面積も同じなのですが、インチダウンしたタイヤ・ホイールセットの方が、タイヤの面積が大きく、ホイールの面積が小さくなります。金属製であるホイールの面積が減少するわけですからバネ下全体の重量は大幅に減少します。タイヤ・ホイールの重量が軽くなれば、昨年10月の記事で、スタッドレスタイヤ用アルミホイールを選ぶ際の注意点として挙げた通り、制動距離が短くなるので、雪道や凍結路をより安全に走行できることになります。この点は非常に大事なポイントですよね。

②価格が安くなる

通常、タイヤもホイールもサイズが大きくなるほど価格が高くなります。また、扁平率の小さいタイヤほど価格が高くなります。インチダウンすれば逆に、タイヤ・ホイールサイズが小さくなりますし、タイヤ扁平率は大きくなるので、通常サイズのタイヤ・ホイールでスタッドレスを購入する場合と比べ、取得コストが大きく下がります。この点は凄く魅力ですよね。

インチダウンのデメリットは?

①見た目がイマイチ、恰好が悪くなる?

インチアップする理由の大半が見た目、「恰好が良くなるから」と答える人が多いと思います。インチダウンはその逆ですから、人によっては「恰好が悪くなる」と思う人もいるでしょう。確かに扁平率の低いタイヤはレーシングカーみたいで格好良いですよね。

②通常路面を走行すると、タイヤがヨレる

そもそもスタッドレスタイヤは、通常タイヤと比較してトレッド面のブロックが高く、サイドウォールも柔らかいため、通常路面でコーナリングすると、ブロックやサイドウォールがヨレて、グニャグニャとした感じを受けてしまうのです。インチダウンすれば、タイヤの扁平率が大きくなり、横から見た時のタイヤの厚みも増すため、なお一層たわみ易くなります。タイヤがたわみ易い分、雪道や凍結路においては神経質にならずに、安定して走行できるメリットもあるのですが、その一方でヨレてグニャグニャした感じがするのです。

 

スタッドレスタイヤを購入する目的は、安全に雪道・凍結路を走行するためなので、デメリット②は致し方なしといった感じですね。

となると残されたデメリットは、①のインチダウンによる恰好の悪さなのですが、組み合わせるホイールによっては、多少見た目の悪化を軽減できるのです。

インチダウンしても恰好悪くならないホイールは?

「どの様なホイールを選べば、インチダウンしても恰好悪くならないのか?」を考えてみました。

一番恰好良くないのは、タイヤ量販店で売っているようなノーブランドのホイールではないでしょうか?これらを選んでしまうと、いかにも「安さで選びました」といった感じが拭えません。

そうならないためにはどのようなホイールを選べば良いのでしょう?ヒントは扁平率の低いタイヤを装着するレーシングカーのイメージ、「レーシーな感じ」が大事なのだと思います。

インチダウンすると、扁平率が大きくなりますが、それでもレーシーな雰囲気が出せるホイールならば、インチダウンしても恰好悪くはならないと思うのです。

そこでおすすめなのが、競技用ホイールです。ラリー・ダートトライアル用の競技車両は、15インチサイズのラリータイヤを履くため、グラベル競技用として、アルミホイールメーカー各社から15インチサイズのホイールが多数リリースされています。また、ジムカーナ等のターマック用競技ホイールでも15インチ、16インチサイズが多数存在していますので、その中からフローフォーミング製法で作られた軽めのホイールを選択するのが良いと思います。

これら競技用ホイールを新品で入手するなら、ENKEI(IRS)のRC-T5や、WEDS SPORTのTC105X、ADVANのRCⅢなどがおすすめといえるのではないでしょうか?

以前もおすすめした通り、中古ホイールならば一層手頃な金額で手に入れることが可能です。具体的な名前を挙げると、ENKEI(IRS)のES-TARMAC、RC-T4、RC-G4、WEDSのTC-005、TC-105N、ADVAN のRCⅡ等がおすすめです。中でも、既に絶版となっていますが、PRODRIVEのGC-010DTが個人的に一番のおすすめのホイールだと思っています。PRODRIVE GC-010DTは、グラベル用競技ホイールの中でも比較的軽量なホイールで、且つラリー車っぽい雰囲気を醸し出せるデザインである点が良いと思います。

インチダウンの注意点

ここまで、スタッドレス用のホイールを選ぶ上で、インチダウンした小さめのホイールを選ぶことをおすすめしていますが、実を言うと、どのような車種でもインチダウンできるわけではないのです。インチダウンできるかどうかは、ブレーキローターやブレーキキャリパーのサイズによって制限を受けてしまいます。ブレンボ等の所謂ビックキャリパー付きの車両は、ホイールとブレーキが干渉してしまうことからインチダウンできないこともあるのです。

そもそも下位グレードの車両ならば、既に小さいホイールを履いていることもあるので、この場合もインチダウンできません。逆に、下位グレードと同じ小さめのブレーキを装着している上位グレード車両で大きめのホイールを装着しているならば、インチダウンできる可能性がかなり高いと言えるでしょう。

自分の乗っている車種が、インチダウンできるのかどうかは、みんカラやSNS、自動車情報サイトなどでよく確認してから判断する方が良いですが、タイヤショップのスタッフに聞いてみるのが一番良いと思います。

もしあなたの愛車が、インチダウンすることが可能ならば、スタッドレスタイヤに組み合あわせるホイールを選ぶ際は、是非インチダウンすることをおすすめしたいと思います。

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